Kay-Bojesen-Monkey-Abe-TeakLimba-mellem-39253.png Kay Bojesen Monkey medium in oiled teak and limba, seated wooden figure with jointed arms
on September 09, 2026

Kay Bojesen Monkey のサイズ比較:mini、small、medium、large

カイ・ボイスンの Monkey は4つのサイズで作られています。選ぶときに効いてくるのは背の高さそのものよりも、どこに座らせるか、そして腕がどれだけの余白を必要とするかです。mini は手のひらに収まり、large は高さ47 cmで、床の一角かかなり奥行きのある棚を求めます。この記事では4サイズを寸法、樹種、仕上げの選択肢、置き場所という観点で横に並べます。

ひとつのデザイン、4つのスケール

Monkey はいずれも Kay Bojesen Denmark がオイル仕上げのチーク材とリンバ材で作っています。色の濃いチークが胴と手足を、明るいリンバが顔、耳、手のひら、足を受け持ちます。カイ・ボイスン(1886年から1958年)は Georg Jensen のもとで銀細工師として修業し、役に立つものは同時に楽しくあるべきだと言い続けた人でした。木の動物たちは今も彼の図面どおりに Rosendahl Design Group が作り続けており、だからこそ mini と large が「よく似た2つの置物」ではなく同じひとりの人格として読めるのです。

Monkey を彫像と分けているのは関節です。腕と脚はポーズをつけるために作られていて、力を入れずに手で回せます。だから同じ一体が棚の縁から脚を垂らして座ることも、両手でバーにぶら下がることも、腕を上げて立つこともできます。サイズが変わるとき、いちばん変わるのはこの一点です。mini は細い飾り棚にひょいと掛かってまた気配を消しますが、large は肩が収まるだけの奥行きと、前縁に2.25 kgが寄りかかっても動じない重さのある面を必要とします。

オイル仕上げのチークとリンバによる Kay Bojesen Monkey medium、可動する腕と脚
チークとリンバの Monkey medium、高さ28 cm。

Monkey mini、small、medium、large を比べる

表で注意して読みたいのは幅と奥行きの数字です。サイズごとに決まったポーズで採寸しているため、これらは等倍では大きくなりません。small は腕を左右に広げた状態で、奥行きより幅が大きく記載されています。medium は逆で、幅が狭く前後に深い。計画の基準になるのは高さと重さです。

モデルMonkey miniMonkey smallMonkey mediumMonkey large
サイズ、高さ x 幅 x 奥行9.5 x 10 x 3.5 cm18.5 x 19.5 x 6.5 cm28 x 11 x 29 cm47 x 45 x 15.5 cm
重さ0.02 kg0.17 kg0.54 kg2.25 kg
素材オイル仕上げのチーク、オイル仕上げのリンバオイル仕上げのチーク、オイル仕上げのリンバオイル仕上げのチーク、オイル仕上げのリンバオイル仕上げのチーク、オイル仕上げのリンバ
仕上げTeak/Limba, Dark stained oak, Vintage Blue, Vintage Green, Vintage Yellow, Pink, Light green, Grey, TurquoiseTeak/Limba, Oak/Maple, Oak/Smoked oakTeak/LimbaTeak/Limba
向いている置き場所デスク、窓辺、細い飾り棚子ども部屋の棚、本棚、サイドテーブルサイドボード、マントルピース、玄関の棚床、ローテーブル、玄関の一角

mini と small:棚の縁と、最初の一体

Monkey mini は高さ9.5 cm、幅10 cm、奥行3.5 cm、重さ0.02 kg。このスケールでは物というより句読点のように振る舞います。本棚の手前の縁、細い飾り棚のふち、キーボードの横のデスク、あるいは大きなフィギュアなら光を遮ってしまうキッチンの窓辺。部屋から部屋へ移しやすいサイズでもあり、仕上げのバリエーションがいちばん広いのもそのためです。チークとリンバのほかに dark stained oak があり、塗装仕上げには Vintage Blue、Vintage Green、Vintage Yellow、Pink、Light green、Grey、Turquoise がそろいます。塗装のものは木よりまず色として目に入るので、自然な木の組み合わせでは沈んでしまう子ども部屋や子どもの棚に向きます。

チークとリンバの Kay Bojesen Monkey mini、高さ9.5 cmの木製フィギュア
Monkey mini、高さ9.5 cm、0.02 kg。

Monkey small は、オープンシェルフで一体だけでも成立する最初のサイズです。高さ18.5 cm、幅19.5 cm、奥行6.5 cm、0.17 kg。この数字は腕を広げた状態のものです。目線か少し下の高さの棚を与えて、腕をはみ出させてください。バーや本棚の縁に掛ければ、意図どおりの姿になります。ここでは塗装ではなく3つの木の組み合わせが選べます。Teak/Limba、Oak/Maple、Oak/Smoked oak です。淡い壁に対していちばん軽やかで静かなのが oak と maple、いちばんグラフィックなのが oak と smoked oak、多くの人が思い浮かべるのが teak と limba です。

腕でぶら下がる oak と maple の Kay Bojesen Monkey small
oak と maple の Monkey small、高さ18.5 cm。

medium と large:部屋を受け止めるサイズ

Monkey medium teak/limba は高さ28 cm、記載上の設置面が幅11 cm、奥行29 cm、0.54 kg。チークとリンバのみで作られます。ここから棚のディテールであることをやめ、家具として振る舞い始めます。サイドボード、マントルピース、玄関の棚では一体で面全体を持たせ、重さがあるので脚を前縁から垂らして座らせても滑りません。背の高い本棚のある部屋では、床から120〜150 cmあたりがいちばん効きます。大人は胸の高さで目が合い、子どもも腕に手を伸ばせる高さです。

Monkey large teak/limba はまた別の提案です。高さ47 cm、幅45 cm、奥行15.5 cm、2.25 kg。この45 cmは腕を広げた寸法なので、medium が載る棚でも large は載らないことがよくあります。いちばん機嫌がいいのは椅子の脇の床、ローテーブルの上、コートやブーツの並ぶ玄関の隅、あるいは幅のある段の上です。場所さえ与えれば、帰ってきた人がまず挨拶する存在になり、子どもは眺めるものではなく相棒として扱います。

チークとリンバの Kay Bojesen Monkey large、腕を上げて座る姿
Monkey large、高さ47 cm、腕を広げた幅45 cm。

木、色、そして Monkey と暮らすこと

木は生きた素材で、木目も色合いも一体ごとに違います。だから同じサイズの Monkey が2つあっても、まったく同じにはなりません。そのばらつきがいちばん楽しいのは、複数のサイズを並べたときです。同じ teak と limba の組み合わせで mini、small、medium を同じ棚に置くと、スケールと木目の差そのものが並べる理由になります。仕上げを混ぜるなら、塗装の mini はひとつの棚に、自然な木はもうひとつの棚にまとめ、交互に置かないほうがまとまります。

手入れは短く済みます。ラジエーターのそばと直射日光を避けてください。オイル仕上げのチークの艶をいちばん早く鈍らせるのは日射しです。拭くのは乾いた柔らかい布だけで、ほかは使いません。どのサイズも食洗機には入れられません。腕と脚は手で、力を入れずに動かします。そうすれば関節は何年もポーズを保てる硬さのままです。

Monkey を一体だけ選ぶなら、出発点として使いやすいのは small です。棚に置けば十分な存在感があり、動かすのも軽く、3つの木の組み合わせから選べます。子ども部屋への贈り物なら、塗装の mini のほうが最初の一体としてやさしい選択です。玄関やリビングの中心を担う一体がほしいなら、medium か large まで進んで、腕が求めるだけの空間を与えてください。動物や鳥、Royal Guard のフィギュアを含む全体は カイ・ボイスン コレクション にまとまっています。いずれも同じ図面と、木目、関節、光についての同じ約束事にしたがって作られています。