雑誌「Die Form」(1930年、23/24号)で儀礼用品の模範的な「良いフォルム」として紹介されたこのユダヤ教の安息日燭台は、もともとフランクフルトのL.ヴォルペルト工房で制作されたもので、デザイナーは不明です。大理石のベースの上に、ワーゲンフェルトのガラスランプと同じ構造のシャフトが立ちます。ガラス管の中をニッケルメッキの管が通って燭台を支え、取り外し可能な皿が蝡のしずくを受けます。テクノルーメンは今もオリジナルに忠実に、白大理石または白オニキスで製造しています。
SL 30はテクノルーメンのカタログの中でも、ひときわ静かに心を惹くオブジェです。儀礼用の銀器を、バウハウス期の造形言語で考え直した作品だからです。石のベースの上でガラスの円筒の中を金属管が走るという構造は、ヴィルヘルム・ワーゲンフェルトの名作、1924年のガラス製テーブルランプの論理をほぼそのまま映しています。1930年までに機能主義の思想が、宗教的伝統の品々にまで深く浸透していた証です。フランクフルトのL.ヴォルペルト工房の安息日燭台が、ドイツ工作連盟の機関誌「Die Form」に良いデザインの手本として取り上げられたことは、時代の志を物語ります。日常のあらゆる品は、聖俽を問わず、誠実な素材と明快な構造に値する——という志です。ブレーメンのテクノルーメンが今も忠実に製造を続けています。他の復刻作品はテクノルーメンコレクションでご覧ください。
住まいでは、SL 30は儀礼の役割を離れても美しく生きます。白大理石またはオニキスのベースと、ガラスとニッケルの細身のシャフトは、ダイニングテーブルやマントルピース、窓辺の静謐な伴侶となり、ガラス管越しの燭火が夜に穏やかで厄実な趣を添えます。ケーブルもコンセントも不要なので、小さな住まいでも最も扱いやすい一品のひとつ。夜の集う場所へ自由に移動させてください。バウハウス期の他の作品の温かな金属色や潔いラインとも自然に調和し、デコールコレクションと合わせれば、電源を増やさずに食卓へデザイナーの手仕事を迎えられます。
Height 338 mm
White marble base (also available in white onyx); shaft built like the Wagenfeld glass lamp, with a nickel-plated tube carrying the candle holder inside a glass tube and a removable glass disc to catch wax drips. A faithful reproduction of the original Sabbath candlestick, made in Germany by TECNOLUMEN.
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