Rosendahl の Grand Cru オーブンディッシュは、透明な無鉛ガラス製。長方形の3サイズに、蓋付きのココットが加わります。大切なのは見た目の好みよりも、いちばんよく作る料理にどの容量が合うか、そして手持ちのオーブンと食卓に収まるかどうか。この記事では Rosendahl が公表している各サイズの寸法をもとに、選び方を整理します。
3つのディッシュとココットの比較
3つのディッシュはどれも高さ6 cm で共通しており、違いは底面の大きさだけです。そのためラインナップはわかりやすく、底面がひと回り大きくなるごとに容量はおよそ倍になり、オーブンから取り出すときの重さも同じように増えていきます。ココットは別の道具と考えてください。深さがあって蓋が付き、浅く広げて焼くのではなく、じっくり煮込むための器です。
| アイテム | サイズ (cm) | 容量 | 重量 | 向いている料理 |
|---|---|---|---|---|
| GC Ovenproof dish 24x12.5 cm | 6 x 24 x 12.5 | 1.15 L | 0.6 kg | 付け合わせ、小さなグラタン、1〜2人分 |
| GC Ovenproof dish 24x24 cm | 6 x 24 x 24 | 2.45 L | 1.3 kg | 2〜4人分の普段のメイン、ブラウニー、クランブル |
| GC Ovenproof dish 38x25 cm | 6 x 38 x 25 | 4.25 L | 2.1 kg | ラザニア、ロースト野菜、家族分の料理 |
| GC Cocotte 4,0 l | 15 x 39 x 25.5 | 4 L | 3.3 kg | 煮込み、シチュー、パン、スロークッキング |
どのアイテムも食洗機、電子レンジ、オーブンに対応しています。さらに Rosendahl によれば、3つのディッシュは重ねて収納できます。2つ、3つと揃えて、キッチンの棚ひとつにまとめてしまいたくなったとき、これが思った以上に効いてきます。
人数に合わせて容量を選ぶ
いちばんシンプルな選び方は、ふだん何人で食卓を囲むかから考えることです。そのうえで、その器でメインを作るのか、添える一品を作るのかを考えます。
GC Ovenproof dish 24x12.5 cm clear の容量は1.15 L。ローストに添えるポテトグラタン、2人分の魚のオーブン焼き、少量のローストトマトにちょうどよいサイズです。Rosendahl はスナックやフルーツ、小さなサラダを盛る器としての使い方も提案しており、細長い形なのでセッティングした食卓の皿の間にもすっと収まります。ひとり暮らしや2人暮らしなら、いちばん出番が多くなるのはこのディッシュかもしれません。
GC Ovenproof dish 24x24 cm clear はオールラウンダー。2.45 L あれば少人数の家庭のメインに十分で、正方形なので野菜のオーブン焼きからクランブルまで、均等に切り分けたい料理に向いています。一辺24 cm は小さいディッシュの長辺と同じなので、オーブンの中でもテーブルランナーの上でも、2つをきれいに並べられます。
GC Ovenproof dish 38x25 cm clear は家族そろっての食事や来客向け。4.25 L の広さがあれば野菜を重ねずに一層に並べてローストでき、蒸れずにしっかり焼き色がつきます。ラザニアなら翌日の分まで取り分けられるほど作れます。

実用的な目安をひとつ。浅いディッシュは、食材を均一に一層に並べたときにいちばん力を発揮します。レシピの量がディッシュの深さを超えそうなら、縁まで詰め込むより、ひとつ上のサイズを選びましょう。縁ぎりぎりまで入れると運びにくく、吹きこぼれもしやすくなります。
38 cm のディッシュを選ぶ前にオーブンを確認
小さい2つのディッシュは、ほとんどのオーブンに入ります。大きいディッシュは幅が38 cm あるので、ここは測っておく価値があります。オーブンの扉を開けて、本体の外寸ではなく左右の棚受けの間の有効幅を測り、さらに奥の壁から閉めた扉の内側までの奥行きも確認してください。コンパクトタイプやオーブンレンジは、標準的なビルトインオーブンよりかなり狭いことがあります。
左右それぞれに数センチの余裕を残しましょう。均一に火を通すには熱風が回るすき間が必要ですし、ミトンをはめた手で縁をつかむにも余裕がいります。両側にぎりぎり触れるようでは、中身が入った状態で安全に取り出すのは難しくなります。ココットも同じように確認が必要です。幅39 cm、蓋を含めた高さ15 cm なので、棚の幅と棚と棚の間の高さの両方を見てください。
スロークッキングには Cocotte 4,0 l
GC Cocotte 4,0 l clear は、蓋で肉汁と風味を閉じ込める昔ながらの煮込み鍋を、ガラスで形にしたものです。容量4 L、高さ15 cm で、シチューや肉の煮込み、豆料理、丸鶏、蓋をして焼くパンに向いています。Rosendahl はスロークッキング、コトコト煮、パン作りを用途に挙げています。透明な側面のいちばんの利点は、蓋を開けて蒸気を逃がさなくても調理の様子が見えることです。

水分の多い一鍋料理が多く、表面積より深さが大事なら、大きいディッシュよりこちらを。ローストやオーブン焼きが中心で、広く浅く並べて焼き色とカリッとした縁をつけたいなら、38x25 cm のディッシュを。結局どちらも揃えるキッチンも少なくありません。
ディッシュには、いくつかのサイズ用にグレーの蓋も Rosendahl から出ており、焼き皿をそのまま冷蔵庫での残り物の保存容器として使えます。同じ Grand Cru シリーズには、Ø19.5 cm、1.65 L のオーブンボウルもあり、丸いグラタンやプディングに使えます。
オーブンから食卓へ
このシリーズは、オーブンからそのまま食卓に出すことを前提にデザインされています。シンプルなガラスは器ではなく料理を引き立てます。いくつかの習慣で、その移動がぐっと楽になります。
- 重さを知っておく。大きいディッシュは空の状態で2.1 kg、ココットは何も入れなくても3.3 kg あります。そこに4 L のシチューが加われば相当な重さなので、両手で、乾いた厚手のミトンを使って運びましょう。
- 置き場所を先に用意する。オーブンを開ける前に、鍋敷きや木のボード、たたんだ布巾をテーブルに置いておきます。熱いオーブンから出したばかりのガラスを、濡れた調理台やシンクのような冷たい場所、濡れた場所、金属の上に直接置いてはいけません。
- 縁に余裕を残す。側面の高さは6 cm と低いので、縁まで入れると運ぶ途中でこぼれやすくなります。上に少しすき間を残しておけば、落ち着いて運べます。
- テーブルの大きさを考える。38 cm のディッシュやココットは、幅の狭いテーブルではかなりの場所を取ります。小さめのテーブルなら、大きいディッシュひとつより、24x24 cm に24x12.5 cm を添える組み合わせのほうがうまくいくことが多いでしょう。

自分の料理に合わせて揃える
ひとつだけ選ぶなら、2〜4人の家庭には24x24 cm がいちばん無難です。付け合わせ用に24x12.5 cm を、大人数の料理用に38x25 cm を足せば、3つは重ねてしまえます。煮込みやパン作りが日常にあるなら、ココットは浅いディッシュではできない種類の料理を引き受けてくれます。
このオーブンウェアは、Grand Cru のグラスやボウル、保存容器と同じファミリーに属しています。無理なく統一感のあるキッチンが好きなら、知っておいて損はありません。シリーズの背景については Grand Cru:エリック・バガーが築いた Rosendahl の定番シリーズ をどうぞ。ミルやカッティングボード、保存容器と一緒にオーブンディッシュを見るなら、キッチンコレクション へ。
