Kay-Bojesen-Figurines-Fanebaerer-RoedBlaaHvid-mellem-39224-xZcLVt.png Kay Bojesen Standard-bearer medium in red, blue and white painted beech, holding a flag
on October 20, 2026

Kay Bojesenの旗手、4サイズ比較:ミニ、スモール、ミディアム、ラージの選び方

Kay Bojesenの旗手は4つの高さで作られていて、いちばん小さいものと大きいものの差は8倍以上。片方は18.5 cm、もう片方は154 cmです。姿かたちはどのサイズでも同じなので、本当に考えるべきはスケールです。このガイドでは4つのサイズを並べて比べ、それぞれが住まいのどこにいちばん自然になじむかをご紹介します。

1942年のRoyal Guardから生まれた旗手

Kay Bojesen(カイ・ボイスン、1886–1958)はGeorg Jensenのもとで銀細工師として修業したのち木工の道へ進み、生涯を通じて、実用的で遊び心のあるものを同じ丁寧さで作り続けました。Royal Guardシリーズが生まれたのは1942年、ドイツによるデンマーク占領のさなかです。題材となったのは、コペンハーゲンの王宮前でおなじみの近衛兵(Royal Life Guards)でした。フィギュアは勇ましさよりも朗らかさを感じさせるもので、シンプルなフォルムと彩色された制服は、部屋の向こうからでもはっきりと目に入ります。

旗手とは、連隊の中で旗を掲げる役目の兵士のことです。Bojesenの旗手では、高く掲げた旗がフィギュアの上に高さと色を添え、力強い縦のラインを生み出しています。そのため、シリーズの中でもとりわけ見分けやすいシルエットのひとつになっています。4サイズとも彩色ビーチ材のred/blue/whiteカラーで、現在もRosendahl Design GroupがBojesenのデザインに基づいて製作しています。

彩色ビーチ材で作られた赤・青・白のKay Bojesen Standard-bearer medium。竿に付いた旗を持っている
ミディアムの旗手は高さ77 cm。旗はポリエステル製です。

4つのサイズを比較

以下の寸法は製品仕様からそのまま引用しています。幅は記載がある場合のみ掲載し、大きい2サイズについては仕様に記載された高さと奥行きを示しています。

ミニスモールミディアムラージ
高さ18.5 cm29.5 cm77 cm154 cm
幅 x 奥行き4.5 x 7 cm7 x 10.5 cm奥行き 16 cm奥行き 32 cm
重さ0.05 kg0.165 kg1.4 kg10.5 kg
素材彩色ビーチ材彩色ビーチ材彩色ビーチ材、ポリエステル彩色ビーチ材、ポリエステル
デザイナーとシリーズKay Bojesen、Royal Guardシリーズ、1942年
おすすめの置き場所本棚、デスク、窓辺棚、サイドボード、子ども部屋のチェスト子ども部屋やリビングの床、低いベンチ玄関ホールや子ども部屋の床、空間の主役として

目を引くのは2つの段差です。スモールからミディアムになると高さは2倍以上、重さも0.165 kgから1.4 kgに増え、置き場所は家具の上から床へと移ります。ミディアムからラージではさらに高さが倍になり、重さは10.5 kgに。ここまで来ると、フィギュアというより家具に近い存在です。

ミニとスモール:棚や窓辺に飾るフィギュア

Standard-bearer mini red/blue/whiteは高さ18.5 cm、重さ0.05 kg。4.5 x 7 cmの設置面積なら、奥行きの浅い本棚や写真立ての間、光が彩色を引き立てる窓辺にも収まります。このサイズならほかのRoyal Guardのミニや木製の動物たちと並べて飾りやすく、棚の模様替えのたびに気軽に動かせる軽さです。旗をなくしたり傷めたりしても、ミニには交換用の布製の旗が用意されています。手に取る機会の多いフィギュアだけに、うれしいポイントです。

赤・青・白に彩色されたビーチ材のKay Bojesen Standard-bearer mini、高さ18.5 cm
ミニの旗手:彩色ビーチ材、高さ18.5 cm。

Standard-bearer small red/blue/whiteは7 x 10.5 cmの台座に高さ29.5 cm。その分の高さが、サイドボードやチェストの上での存在感につながります。ランプや本に囲まれるとミニでは埋もれてしまいがちな場所でも、しっかり目に留まります。30 cmほどの有効高さがあれば、一般的な棚にも問題なく収まります。子ども部屋ではチェストの上に置くと大人の目線の高さになり、小さな子どもの手は届きません。長く大切にしたいフィギュアにぴったりの置き方です。

赤・青・白に彩色されたビーチ材のKay Bojesen Standard-bearer small、高さ29.5 cm
スモールの旗手は29.5 cm。サイドボードやチェストにちょうどよいサイズです。

ミディアムとラージ:床に置く旗手

高さ77 cmのStandard-bearer medium red/blue/whiteは、たいていの棚には高すぎるため、床に置くアイテムとして考えるのがおすすめです。ダイニングテーブルとほぼ同じ高さなので、アームチェアの横や玄関ホールの低いベンチの隣、あるいは子どもと目線が合う子ども部屋の一角でよく映えます。奥行きは16 cm、重さは1.4 kgで、しっかり安定して立ちながら、持ち上げて動かすのも簡単です。このサイズ以上では旗が木ではなくポリエステル製になるので、本物の旗のように垂れ、揺れます。

Standard-bearer large red/blue/whiteは、まったく別格の存在です。高さ154 cmと大人の背丈に近く、重さも10.5 kgあるため、出し入れする場所ではなく定位置が必要です。床が開けていて、少し離れて眺められる場所が向いています。長い廊下の突き当たり、入口の脇、あるいはゆとりのある子ども部屋の主役としてひとつだけ置くのもよいでしょう。奥行き32 cmが無理なく収まり、動線にかからないよう、コーナーや壁を背にして置いてください。

Kay Bojesen Standard-bearer large。旗を持つ高さ154 cmの彩色ビーチ材の近衛兵
高さ154 cmのラージの旗手。玄関ホールや子ども部屋の床に置くアイテムです。

選び方のポイント

まず置きたい場所を決めて、サイズはそれに合わせて選びましょう。

  • 棚や窓辺なら:ミニを。並べて飾りやすく、いちばん軽くて動かしやすいサイズです。
  • 上に余裕のあるサイドボード、チェスト、デスクなら:スモールを。29.5 cmあれば、ランプや本の隣でも存在感を保てます。
  • 子ども部屋やリビングの床なら:ミディアムを。単独で立たせても十分な高さがありながら、部屋の模様替えのときにも動かせる軽さです。
  • 玄関ホールや、視線を集めるポイントが欲しい広い部屋なら:ラージを。置き場所はあらかじめ決めておきましょう。

どのサイズもプロポーションが共通しているので、2つのサイズを組み合わせることもできます。たとえば玄関ホールにラージ、近くの棚にミニ、といった具合です。木は生きた素材で、木目や色合いはひとつひとつ異なります。どのサイズも直射日光や暖房器具を避け、乾いた柔らかい布で拭いてお手入れしてください。シリーズの背景をもっと知りたい方は、Kay Bojesen Guardsman and Sentry Boxについての記事もあわせてご覧ください。

旗手は、同じ作り手による数多くのRoyal Guardのフィギュア、鳥、動物たちのひとつです。Kay Bojesenのコレクションをすべて見る。