Rosendahl-Premium-Roedvinsglas-Klar-29600-xZbvtp.png Rosendahl Premium red wine glass 93 cl in clear lead-free glass by Tom Nybroe
on October 04, 2026

驚くほど軽いRosendahl Premiumグラス:4つの形と選び方

RosendahlのPremiumグラスは背が高く、ボウルがたっぷりと広いのに、手に取ると驚くほど軽いグラスです。この記事では、シリーズを特徴づけるもの、4つの基本形の違い、そしてその軽さが日々の扱い、洗浄、収納にどう影響するかを見ていきます。

棚ではなく、ワインのためにつくられたシリーズ

Premiumは、Rosendahlが Tom Nybroe と共同で開発したシリーズです。Nybroeはプロダクトデザイナーとしてキャリアを積んだ人物ではなく、ワイン愛好家。その出発点はプロポーションにはっきり表れています。どのグラスも、丸みを帯びたゆったりとしたボウルが長く細いステムの上にのっています。Nybroeが目指したのは、まず香りと味でした。ワインやビール、シャンパンが開くのに十分な空気と表面積を与え、そのうえで整えられた食卓にふさわしい優美さを持たせること。

ラインナップは多くの人が想像するより幅広く、ここで取り上げる赤ワイン、白ワイン、シャンパン、ビールのグラスのほかに、39 clのPremium Champagne Bowl、52 clのPremium Tumbler、さらにスピリッツ用や水用のグラスもあります。脚付きのグラスはステムの高さがそろっているため、テーブル全体をセッティングしても高さがばらばらの街並みのようにはならず、一本の穏やかな水平線として見えます。

この記事で紹介する4種類のグラスはいずれも無鉛ガラス製で、2客ずつ箱に入っています。

無鉛のクリアガラスでつくられた、広く丸いボウルと細いステムを持つRosendahl Premium 赤ワイングラス 93 cl
Premiumの赤ワイングラスは容量93 cl。シリーズでいちばん大きなボウルです。

4つの形、4つの役割

赤ワイン、93 cl

Premium Red Wine Glass 93 cl はシリーズの主役で、高さ23 cm、直径12.5 cm。この幅こそが要点です。適量を注いだ赤ワインは広いボウルの底に低く収まり、空気に触れる面が大きくなります。それが香りを開かせます。容量いっぱいまで注ぐことはまずありません。この容量は量のためではなく、空間のためにあるのです。

白ワイン、54 cl

Premium White Wine Glass 54 cl は高さ22 cm、直径10 cm。Rosendahlは同クラスの白ワイングラスの中でも大ぶりな部類だとしており、空気に触れることで表情が出るアロマティックな白ワインによく合います。長く細いネックのおかげで手がボウルから離れるため、冷やしたワインの温度が長く保たれます。

シャンパン、37 cl

Premium Champagne Glass 37 cl は高さ22.5 cm、直径8 cm。ここ数十年でプロのテイスティングが向かってきた方向に沿った形です。泡の見た目のために細い筒の中に閉じ込めるのではなく、シャンパンがグラスの中で開き、変化できるようにフルートは幅を広げてきました。その結果、クラシックなまっすぐのフルートというより、細身のチューリップに近い姿になっています。

クリアガラスのRosendahl Premium シャンパングラス 37 cl。長いステムにのった背の高いチューリップ形のフルート
37 clのシャンパングラス。伝統的なフルートより幅が広く、ワインが開く余地があります。

ビール、60 cl

Premium Beer Glass 60 cl は4種類の中でもっとも背が低く、高さ17.5 cm、直径9.5 cm。ワイングラスと同じ丸いボウルと細いネックを持ち、香り高いエールや丁寧につくられたピルスナーを、食卓のワインと同じように大切に扱えます。脚付きのグラスと並べても、台所の食器棚から間に合わせで出してきたものではなく、同じファミリーの一員に見えます。

数字で比べる

以下は、Rosendahlが各2客セットについて商品ページに記載している数値です。

グラス容量高さ直径記載重量
シャンパン37 cl22.5 cm8 cm0.15 kg(2客分)
白ワイン54 cl22 cm10 cm0.2 kg
ビール60 cl17.5 cm9.5 cm0.4 kg
赤ワイン93 cl23 cm12.5 cm0.47 kg

目を引く点が二つあります。まず、脚付きのワイングラスとシャンパングラスの3種は、容量が37 clから93 clまで幅があるにもかかわらず、高さは22〜23 cmと1 cm以内に収まっています。違いはすべてボウルの幅にあるのです。次に、このサイズのグラスとしては重量がとても軽いこと。シャンパンの0.15 kgは2客分の数値なので、22 cmを超える高さのグラスが1客あたりおよそ75 gという計算になります。

軽さが実際にもたらすもの

軽いグラスは使い方を変えます。ステムを持って持ち上げても手首にほとんど負担がかからず、重心はグラスそのものではなくワインのほうにあります。器を意識する前に、飲み物そのもの、その温度や香りに気づくはずです。それこそワイン愛好家がテイスティンググラスに求める体験であり、重く厚手の普段使いのグラスではなくこのシリーズを選ぶいちばんの理由です。

一方で、軽さは少しだけ丁寧な扱いを求めます。次のような習慣が役立ちます。

  • ステムを持つ。ボウルに指紋がつかず、白ワインやシャンパンをより冷たく保てます。
  • グラス用コースで洗う。Rosendahlによると、グラス用コースで最高55°Cまでなら食器洗い機に対応しています。ボウル同士が触れないよう、ラックの中で1客ずつ間隔をあけて置きましょう。
  • 毛羽の出ないクロスで拭き上げる。磨くときは台座ではなくボウルを持ち、ステムにねじる力がかからないようにします。
  • 立てて、または元の箱に入れて収納する。ディナーのときだけ出すグラスなら、2客入りの箱がそのまま収納に使えます。

サイズがいちばん効いてくるのは収納です。脚付きのグラスは高さ22〜23 cmあるため、棚や食器棚にはそれ以上の有効高さに加えて、出し入れのための少しの余裕が必要です。セットでそろえる前に測っておきましょう。また93 clの赤ワイングラスは直径12.5 cmあり、一般的なワイングラスよりはっきりと棚の幅をとるので、1列に並べられる数は少なめに見積もってください。ここでは軽さが利点になります。同じ数の重いクリスタルグラスに比べ、Premiumグラスを並べた棚はガラス棚や吊り戸棚にかかる負荷がずっと小さくて済みます。

無鉛のクリアガラスでつくられた、長く細いネックを持つRosendahl Premium 白ワイングラス 54 cl
54 clの白ワイングラス。高さ22 cm、直径10 cm。

Premiumで整えるテーブル

ワインを1種類だけ出すディナーなら、ゲスト1人につき2客で十分です。ワイン用に1客、水用にPremium Tumblerを1客。前菜に白、メインに赤を合わせるなら、各席に両方のワイングラスを置き、白を赤の右側に。シャンパングラスは食前酒を出すときだけ加えます。ステムの高さがそろっているので、1席に3客並べても整然と見えます。

ビールグラスは気軽な食事に単独で使っても、料理にビールのほうが合うときに白ワイングラスの代わりに使ってもよく合います。RosendahlはPremiumをほかのグラスと組み合わせて、肩の力の抜けた雰囲気にすることも勧めており、装飾のないすっきりとした形はそれを容易にしてくれます。Rosendahlのもう一つのワインシリーズと比べたい場合は、Grand Cruグラスの比較記事で詳しく取り上げています。

始めるなら、いちばんよく使うグラス、たいていは赤か白から選び、シャンパンとビールのグラスはあとから加えるのが現実的です。どれも2客入りの箱なので、4人分や6人分のセットに少しずつ広げていくのも簡単です。

Premiumシリーズが向いている人

Premiumは、グラスの中身を大切にし、グラスにはその邪魔をせず手助けしてほしいと考える人のためのものです。夕食にワインを飲むことが多く、月に何度か人を招き、背の高いステムウェアを収納できる食器棚の高さがある家庭に向いています。にぎやかな家族の台所で、あまり気をつかわずに使えるものを求めるなら、背が低く重めのタンブラーのほうが合うでしょう。軽やかでゆったりとしたグラスで、よいワインの実力を引き出したいなら、Premiumは有力な選択肢です。

ワイン、ビール、シャンパン用のグラスは、グラスウェアコレクションですべてご覧いただけます。